電王戦の感想:機械学習について

現在、ニコニコ動画で毎週土曜日に第二回将棋電王戦が放送されています。

将棋の内容はもとより、番組自体が面白く毎週みているわけですが、終局後のインタビューをみてて印象に残った発言がありました。

第3局記者会見にて田中先生の発言「(ツツカナは)弱いころの羽生善治みたいな将棋」

第4局記者会見にて塚田先生の発言
「谷川浩司と指している気分になった」

この発言から感じるにコンピュータ将棋はかなり人間に近い手をさせるようになってきたということです。
また、機械学習に使われているのは現役トッププロの棋譜だと思われます。
そのため、コンピュータ将棋の指し手は羽生善治や、谷川浩司の将棋に似た手を指せるようになっているのだと感じます。

これを利用すれば、「羽生善治モデル」、「谷川浩司モデル」といったように棋風を自分で選べるコンピュータ将棋ゲームが登場するかもしれません。

個人的には、「佐藤康光モデル」、「大山康晴モデル」とかと対戦してみたいです。
前者は、序盤にとてつもない戦法を出してきたり終盤にメガトンパンチが飛んでくる感じ。
後者は、終盤に受けつぶされてげっそりするような感じでしょうかね?

いずれにしても今後ますます将棋を楽しめる社会になりそうです。

0 comments:

Post a Comment